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2005年11月25日 (金)

リバー・ランズ・スル-・イット

P4170080 先日妻が図書館からリバー・ランズ・スル-・イットを借りてきた。原作は「マクリーンの川」(ノーマン・マクリーン)だったような気がする。(^^;
 ずいぶん邦題と原作の名は違うのだけれど、直訳すると「川はそこを通り過ぎる」(流れる。)この場合「通り過ぎる」の方が良いのかもしれない?。
映画の冒頭のシーンで父親が子供たちに諭すように川の中から赤い石を取り上げてその声を聞きなさいというシーンがあった。牧師さんだから自然の中から「神の声」を聴き取りなさい。(この場合は、自然の恵に感謝しなさいということなのかもしれない)ということだったのかもしれない。
 シャロムでも水中では今多くの生物が新しい命を育んでいる。水も冷たく、一分も手を浸しておくと痛くなりそうな中で。

ヤマメや、イワナの産卵も終わり、水生昆虫たちもまた岩や石の下で確かな小さな命を育んでいることだろう。 

A・リバー・ランズ・スル-・イット シャロムの川辺にて  

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2005年11月19日 (土)

森林療法って?

_B198359森林療法もしくはセラピーというのは最近林業界の中では注目されている1つの流行でもある。簡単にいえば皆さんが森林の中で「気持ちいい、ストレス発散できた。」などの経験則をある程度学術的な根拠を元に、転地療法をはじめとした「予防医学」と言ったものに取り入れることが可能なのではないか?ということが、省庁を超えて今論議されつつあり、簡単に言ってしまえば、シャロムの森に来ていただいた多くの人にはお分かりのようにように、「山の中に入って気持ちいい」といった当たり前の部分が、化学的な裏づけがされつつある。という状態のようです。
林業も本業(山を維持管理していくこと)が難しいというか、実際は不可能な数値的な裏ずけがある現在、また違った視点において、こういった新しい可能性を探っていくことは、必要であるように思う。最終的に私にとっては、施業(山の様々な仕事)を行うことが可能な資金をなんらなかの形で捻出しなければならない現状にあって、1つの可能性を感じるイベントでした。
 今すぐの解決策にはならないかもしれませんが、5年後10年後においては、有効であり、今まで途切れていた、人と、山が繋がるきっかけになるかもしれません。
現状何ができるか?現状での効果についての言及は難しい部分多々ございますが、様々な可能性はこれからも考えていきたいと思っています。
イベントに参加してくださった皆さん、また上原先生に熱く御礼申し上げます。
追伸
 今日はT&Yさんがせっかく来ていただいたのにお話できずに残念でした。それでも通りすがりに手を振っていただけて良かったです。例のものはまた後ほど。(^^;

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2005年11月16日 (水)

めっきり冷え込んで。

akinoowari

orion1最近朝晩とめっきり冷え込んで、「あ~もう冬かなぁ~?。」とかんじます。ただこんな底冷えするような日は空気がすんで、月や星が綺麗に見えます。
今日は満月に近いようで、こんな日に風景写真を撮ると、20秒~1分くらいシャッターあけると昼のように明るく映ります。星も一緒に写りこむのでなんとなく不思議な写真です。
 あたりを見回すと赤く点滅している鉄塔が目に付き、その横にはオリオン座が出始めていました。オリオン座も冬の星座。やはり冬はもう近くまで来ているんですね。(^^)。

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2005年11月15日 (火)

とんだ珍客

_B138247先日、家に珍客が会った。妻が帰ってくると、妻に突進。あわてた妻は避けようとして、ガラスに頭をぶつけ、あわや大惨事に。ガラス見事割れたけど、妻の額は、かすり傷程度ですんだ。ホッ。
 その後もこの珍客は、あちらこちらに出没。とりあえず、「リリースネット」を持ち出して、どうにか捕獲成功!!ほっ。。。
 珍客は、ネットの隙間から顔を出しつつ、「何みとんねん」とりあえず写真を一枚取らせてい頂きました。この後外に逃がすと、元気良く飛び立っていきました。こんなことで、リリースネットが活躍するとは。(^^;。。
「とんだ珍客」でございました。

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2005年11月13日 (日)

イワナのペア

pearingu2 シャロムの森のイワナたちも産気づいているようで、エサへの反応はいまいちのようです。(中には、産後のひだちが悪いのか、底でじっと動かない個体も多かったようです。)写真は右沢の奥で2つ目の「めがね橋」の上でペアリングしていました。体長30cm程度のなかなかの良い面構えをしたオスでした。昨日右沢に入ったお客さんは、40cm級のイワナのペアリングを見たそうで、毎年少しずつですが、大きく育っている、魚達を見ると渓全体が成長していることを実感致します。
来年の5月くらいには多くの稚魚達を見ることができるかもしれませんね。(^^。。

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2005年11月12日 (土)

湯川へ。。

braizu先日、湯川に行ってきました。まだペアリングが見られるかと思ったら残念ながら色気ムンムンの子はあまりいませんでした。なんとなくそれらしい行動をしている子も中にはいましたが、色気より既に食い気に走っておりました。なので写真もこんな感じになりました。(^^;。。
きっと彼らは、「禁漁」になっていることを、遺伝子で感じているに違いない!!!。(爆)

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2005年11月11日 (金)

渓畔林(過去記事より)

keihan渓畔林1
 渓畔林が健全であるか否かで、その川の状態が大きく変ってきます。 その効果は主にリターの供給,木片等の供給、木材の供給、砂の供給等があげられます。 リターの供給は、直接水生昆虫のエサになることからもその効果は周知の事ではないでしょうか。 木片等の供給は、腐りにくい葉類(トチノキの葉、針葉樹の葉等)や枝等がそれにあたる、基本的に、大水が出れば流れてしまうが、何度も岩や、木材にひっかかり、水生昆虫のエサとなるリターを長く川に留めておく役割を果しているのではないかと思われます。こういった小規模のカバーは、6月くらいまでは、稚魚の良い隠れ場所になってくれます。(主にカタ等)  木材の供給(生きたき含めて)は、主にカバーの形成、滝の形成に大きな役割を果しています。カバーは、鳥などの天敵から隠れる場所として、また虫たちの供給源として、その役割を果しています。  砂の供給は?っと思われるかもしれません、地形、地質とも関係し一概には言えませんが、広葉樹であっても林齢の高い林からは、砂の供給があります。砂の供給は、魚の産卵に大きな影響を与え役割を果しています。  難しいのは、役割を果している(メリット)一方で、必ずと言っていいほど、デメリットになっています。
渓畔林2
 渓畔林は、その特性から、多様性が求められます。樹種はもちろんのこと、その階層にも多様性が求められます。  地域差はありますが、沢の木では何が思いつきますか?シャロムの森では、スギ、サワグルミ、ヤチダモ、シオジ、ケヤキ、イヌブナ(クロブナ)、ヤナギ類、カツラ、フサザクラ、カエデ類(ハウチワカエデ等)、トチノキ、トウゴクヒメシャラ(キンシャラ)等々。。  実を言うとシャロムの森を形成している森林(山)の人工林率は、70%を越えています。日本の人工林率(平成14年度で41%)の1.7倍ですから人工林は多いと言えると思います。シャロムの森に来ていただいた方はご存知かと思いますが、たぶんそんな感じは受けないのではないでしょうか?これは、まだ「渓畔林」という概念ができるずっと以前から、川の近くや、尾根筋は広葉樹(針葉樹ももちろん残しました。)を残しました。当時は散々な言われようをしたようですが、今になって見ればシャロムの森の宝物になっています。(砂防ダムが少ないのも、できるだけ作らせなかった経緯があります。理由は同じようなものですが)
渓畔林3
 シャロムの森は「暗い」というのはよく言われていることです。今年は、明るさという観点よりも、「ふりやすさ」を考え多少下層木の手入れを行ないました。「光」を調節するということになると大掛かりに上層木の手入れ(間伐)を行なう必要性があります。以前にも指摘しましたが上層木の役目にも有益なものがあるわけです。魚の卵に有害とされる「紫外線」の遮断。また中~小のカバーの供給(中小の枝)、そして上層木が倒木して起きる大型のカバーの供給という三つが上げられます。  中~小のカバーは水中に没し小さいながらも滝を形成し流れに変化をもたらしたり、落葉を一定時間留めおき、水生昆虫の繁殖に寄与することもあります。またこういった落葉の溜まり場は生まれたばかりの稚魚の隠れる場所にもなるわけです。  倒木の場合は(大きなカバーは)、それ自体良いポイントを形成するとともに長い間その場所にとどまることを考えると、安定した繁殖の場所(伏流する小規模の滝)を形成したりその木の下は、鳥や小動物(シャロムの場合テンなど)から身を守る隠れ場所になります。(稚魚~当歳魚)  何も考えず切るのが非常に楽(コスト的に安価であり技術もいらない)なのですが、むやみやたらに切ればいいというものでもないようです。
・ 上層木の除去方法とアイデア
1上層木の間伐及び除去  原木として有用な広葉樹に関しては資源として活用の方向へ。
2上層木間伐カバーへの利用  釣る際に邪魔になる枝を除去し(邪魔にならないと考えられる部分は残す)大きなカバーとして設置する。
3上層木を倒木させる。(根付き)  根がついていることで非常に安定性(長い間同一場所に存在し続ける)をますことが可能である。枝については2と同じ。
4中層木の残置処理  中層木はできるだけ残し(一部は伐採)紫外線をある程度遮断できるように残しておく。   
以上のようなことが考えられます。全ての流域にたいし実行は不可能でありますので、部分的(ブロック)な処理を考えていく必要があるかもしれません。

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2005年11月 8日 (火)

必要ない木はない?

 「必要ない木はない!。」と個人的には思っている。落葉1つとっても、分解されやすい葉、分解されにくい葉がある。ついつい「広葉樹は針葉樹より分解されやすい」というのを信じてしまうとおかしなことになる、トチの葉と杉を比べると、トチの葉のほうが分解速度は遅い、シャロムの沢沿いでいえばイタヤカエデなどは結構早い部類に入る。(もっと分解速度の早い葉としてはハンノキ、カバノキ属等は早いといわれている)、他にも色々あるのだけど、ある1つの能力が高いと言ってそれ自身が万能ではないということは、自然を相手にしていると、痛いほど良くわかる。それぞれの樹種にはそれぞれの役割があるのだと思っている。_A146918
 「スギはどうよ」と聞かれれば、確かに分解速度が遅い部類には入るが、その形状から、他の葉を一時的に留めておく力(小規模なカバー形成)でいえば、群を抜いているように思える。そのトゲトゲとして葉は、様々な葉をからめ取り、水生昆虫の一時的な補食場所となっているようだ。時期としては、山の水がオバーフルードが起こる6月~7月頃まではかなりの力を発揮している用に感じる。
 それぞれの木には、それぞれの役割があり、それが複雑に絡み合うことで、初めて、多様な生物群を作り上げているのではないだろうか。

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2005年11月 7日 (月)

産卵の時期

pearinguイワナ、ヤマメの産卵時期が秋なのはなぜなのか?という素朴な疑問をもったりする。卵からかえるまでの期間は、積算水温で決まるから、夏の方が早く孵っていいような気もするのだけど・・・?。
卵にとって一番有害なものは、太陽の紫外線とのこと、確かに、この時期から日が短くなるわけだから、有害な紫外線も届きにくくなるのかもしれない。日本の落葉樹林から供給される葉っぱもよく考えれば、産卵庄ができそうな所にたまることも多い気がする。「ハルパクチクス」という底ミジンコの一種?(だったと思います(^^;。)を孵ってからの卵胞を吸収すると食べるそうです。そういったものは落葉があるから増えるそうです。紅葉とともに、産卵が始まるのも、理にかなっているのかもしれません。
遺伝子の中に季節感さえ取り入れている、そんな不思議さを感じる秋の一時です。

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2005年11月 6日 (日)

天道虫に・・・。(^^;

_B048079今年は、天道虫が非常に多い、なんというか異常だ。つい先日も当たり一面天道虫だらけ、ちょうど逆光だったので、写真を撮ろうと外にでる。とりあえず何枚かの写真を写し終えて振り返ると、軽トラは既に天道虫に占拠されているような状態、体にも無数の天道虫。(^^;。。何年かに一回目撃されるが珍しい現象だ。
_B048085

なんと言ったらいいのか、そう「天道虫に襲われる」とゆう言葉がぴったり。(^^;。。フロントガラス、ドアガラス、最後はバックミラーで後ろを見ても天道虫!!!。
自然のサイクルの中の、1つの事件でございました。(^^;。。

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2005年11月 3日 (木)

小さな証。

_9234896写真は、9月ごろだったでしょうか。山猫軒の横でニンフを静めているとなにやら目印が引き込まれれる気配が、タックルを立ててみると小さなイワナ君です。リリースネットの穴をかいくぐってしまいそうなその大きさは、体長8cm弱まさに手のひらサイズの当歳魚でした。あまりにもかわいくて撮った一枚です。ちょっとかわいそうでしたが、リリースするとあわてて小さな石の下に逃げ込みました。ここで岩魚が釣れれること自体珍しいのですが、去年生まれた小さな命がここでもしっかり息づいているのですね。上流域は、今カップリングの最盛期に入っているようです。
来年の今ごろには今年しの卵は、10cmくらいの当歳魚になっているのを考えると少し不思議な感じがします。願わくは、3年、5年と生き続け、立派な勇姿を見せてくれることを願っています。少しづつですが、シャロムの森も育って言っていることを実感する今日この頃です。

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2005年11月 2日 (水)

林業って??

komorebi 林業って何?っと聞かれると思わず言葉に詰まる。職業は?っと聞かれれば「キコリ」っと答えるのがわかりやすいような気もする。
 林業と一言にいってもその中には色々な職業がある。「木や山を持っている」「木を育てる」「木を切る」「木を挽く」大別するとこんな感じになる。
 私自身は、前の3つを基本的には生業としている。職業といえるほどの力がないのもまた事実だったりする。(現在は特に)
 「未来へどうやって良い形で受け渡すことができるか」というのは、生涯悩み続けなければなならない課題なのかもしれない。
 「山(自然を)を守っているのではなく、山に守られている。」
100年後の未来のために、今何ができるだろう。

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2005年11月 1日 (火)

魚の写真のとり方

_A307605(魚の写真のとり方)
 魚の写真で失敗したことのある人は多いかもしれない。 なかなかじっとしてくれない、撮ろうとした瞬間魚に逃げられてしまう。そんな経験をされている方も多いように思う。  今回、佐藤成史氏による写真教室の中でどのように魚を扱うか?という事も教えていただいた。
1魚をキャッチする前にネットは必ず濡らしておく。
2砂地等の浅瀬を見つける。(良さそうな場所)このとき移動の際もう一度ネットを濡らす。(これは十分にネットや魚に水をかけ、弱らせない為)
3所定の場所で砂地を掘ったり石を置いたり、魚がもたれやすくする。(特にヤマメ、ニジマスは必要)
4魚を置く方向は、水が流れてくる方向へおく、こうすると魚も息がしやすくえら呼吸もすんなりすることが可能であり、魚が弱らない。
5魚の顔の部分をやさしく包むように暗くしてやる。
6 魚が静かにならないときは3,4,5の工程を繰り返してみる。
7 魚の写真は光の入り具合によって、写す角度を変える。(反射光を最小限のポイントで)
8 撮影終了後 上流域に魚が向くようにして、軽く手を添えてあげる。魚が自力で流れに戻っていくのを見送る。
一連の動作中注意しなければならないのは、必ず魚に触れるときは水で手を濡らすことと、ぎゅっと魚を握らないように注意する。  もちろん失敗もすることがあるかもしれないが、かなりの確立で魚の写真を上手に取れるのではないだろうか。  
最後に佐藤成史氏の「最終的には、(魚に対する)愛情だよ。」という言葉を添えておきたい。 (Ban-Nin)

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