« 産卵の時期 | トップページ | 渓畔林(過去記事より) »

2005年11月 8日 (火)

必要ない木はない?

 「必要ない木はない!。」と個人的には思っている。落葉1つとっても、分解されやすい葉、分解されにくい葉がある。ついつい「広葉樹は針葉樹より分解されやすい」というのを信じてしまうとおかしなことになる、トチの葉と杉を比べると、トチの葉のほうが分解速度は遅い、シャロムの沢沿いでいえばイタヤカエデなどは結構早い部類に入る。(もっと分解速度の早い葉としてはハンノキ、カバノキ属等は早いといわれている)、他にも色々あるのだけど、ある1つの能力が高いと言ってそれ自身が万能ではないということは、自然を相手にしていると、痛いほど良くわかる。それぞれの樹種にはそれぞれの役割があるのだと思っている。_A146918
 「スギはどうよ」と聞かれれば、確かに分解速度が遅い部類には入るが、その形状から、他の葉を一時的に留めておく力(小規模なカバー形成)でいえば、群を抜いているように思える。そのトゲトゲとして葉は、様々な葉をからめ取り、水生昆虫の一時的な補食場所となっているようだ。時期としては、山の水がオバーフルードが起こる6月~7月頃まではかなりの力を発揮している用に感じる。
 それぞれの木には、それぞれの役割があり、それが複雑に絡み合うことで、初めて、多様な生物群を作り上げているのではないだろうか。

|

« 産卵の時期 | トップページ | 渓畔林(過去記事より) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 必要ない木はない?:

« 産卵の時期 | トップページ | 渓畔林(過去記事より) »