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2006年3月30日 (木)

始まりであって終わりでない話

Uetuke皆伐(はげ山に)してしまった多くの場所を様々な企業が国のODAを使ったり、多少のお金を出して「木を植える」ということを行なっている。植えないよりはましなのですが、本来大切なのは植え付けるという行為そのものよりも、木(気)の長い時間を通して「保育」と言うことを行なっていくことのほうが大切です。
 日本の場合こんな急斜面での作業が多くなりますから生産性も上がりずらいという特性もあります。
きったら植える。植えたら育てる、育ったら収穫するそしてまた植える。この当たり前の行為を行なうことが不可能な現状は嘆かわしく感じます。(仕方の無いことなのですが。)
 ただ急斜面であるがゆえに(場所にもよりますが)、放牧地になり河川においても富栄養化し過ぎるということは少ないのかもしれません。(もちろん湖なのではまた違ったことになるのでしょうが)
 話を戻しますが、そういったより良い森を創るための時期に、日本の林業は本来差し掛かっているはずなのです。それは間伐ということになるのですが、殆どが50年を過ぎると、二束三文で売り払っているのが現状ではないでしょか。
 本当ならばこの程度の林齢から、70年くらいまでを2回ほどの強度の間伐をかける事によって素晴らしい林、山にすることは決して難しくは無いのです。
 現状そこまでのリスクをとる林家の方は少ないかもしれません。
でもやらなければ・・・。未来は明るいのか暗いのか推察することもかないませんが、今できる事をやっていかなければ・・・。
50年後の山は、100年後の山は・・・・。今できることを。。。
ここ数日、頭の後遺症に悩まされつつ、春になったら体が動くことを期待しつつ。。

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コメント

トーマスさんへ
 ありがとうございます。そう言っていただける方が増えていくと変るかもしれません。
(変えなければ(変らなければ)いけない。自問自答も忘れてはいけませんね(^^;。)
あま党さんへ
 ガイアの夜明け、速水さんが出るみたいですね。速水さんの所は日本で最初にヒノキの枝打を体系づけた所でもあります。今黒字をかろうじて出せるのは、3代にわたっての保育の成果でもあります。設備投資(高性能林業機械)ができるのもそういった背景があります。
 本質的に大切なのは、再造林できる価格で原木が流通しなければいけないと言うことです。「現状はただ単に過去の資産を食いつぶしているだけである。」と言うことを年頭においてご覧になっていただけると良いかもしれません。
SAGE愛好会さんへ
 行政に責任を押し付けても何の問題解決にもならない気がします。当時は資源を増加させることこそ社会正義だった時代です。(木材は唯一再生可能な資源)これは行政に限らず、マスコミ、大衆も同様です。
 スギ花粉だけが結局のところ唯一の悪者になっている感がありますが、車に乗るな、車を作るなとはさすがに言えませんし、アスファルト舗装を全て除去しろともいえませんし、根源(抗原)であることは疑いない事実ですから、いたし方ない所ではあると思います。
 もし拡大造林において問題点があるとすれば「多様性」と言うことであると考えていますが、これは、今こそ、その時期(多様性のある森林への転換期)であると思っています。樹種の多様性しかり、木の高・中・下層の実現もまた実践していくべき事であるように思います。
 (当然森林所有者(林家)も責任は負わなければいけない問題ですね。)
 

投稿: Ban-Nin | 2006年3月31日 (金) 19時22分

管理人、番人さんのお話。
特に林業のお話は、大変勉強になります。
木は植えるだけじゃダメ。
適度に手を加えてやらないとかえって悪化する。
花粉症は国民病になっているこの現状は、
当時植林政策をやった政府が無知だったのか?
それとも、こんな結果になるなんて想像できなかったのか・・・

以前、宮城のカキ養殖業の方が、
養殖棚を置いてある海を豊な物にするために
山を整備する。といった題材の本を買ってあり、
まだ読んでませんけど、今度読んでみようかな。

投稿: SAGE愛好会 | 2006年3月31日 (金) 13時05分

こんばんは。ヤマメちゃんやイワナくんをからかって(からかわれてたり・・)ばかりいないで、
たまには森の仕事体験でもして日頃の運動不足を解消しましょうかねぇ。来週、テレビ東京の「ガイアの夜明け」(火曜10時放送)で
日本の林業を取り上げるようなので、楽しみにしています。

投稿: あま党 | 2006年3月31日 (金) 00時28分

山が健康であることの為にもシャロムの森は成功しないといけませんね。
なにしろ、日本の山が生きて行く方向の一つだと思いますから。

がんばってください!
私も頑張って魚釣りますから(笑)

でも、シャロムに出会って、漠然としか分かっていなかった「山や森や川が全て繋がっている」って事が実感できました。
ほんと、感謝です。

投稿: トーマス | 2006年3月30日 (木) 23時37分

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