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2006年7月 3日 (月)

木挽き。

Kiyomi 先日、ぐんま森林と住まいのネットワーク のイベントで木挽きをしていただいた。
 木は、シャロムの森の中の、「山の神」の木が折れたものを使っていただいた。
 木挽きは林組の親方、林似一(はやし いいち)氏と東出朝陽(ひがしで あさひ)氏です。
 木を読む時の林氏の目は眼光鋭くほんとに真剣勝負です。様々な経験の中からこの中にある木目や、キズ、腐れ等を見透かしているかのようでした。厳しい眼差しの中にもいかにして原木の中から無駄なく良いものを取り出せるかを考えているようでした。
Metate  すごいと思うのは、目立ての時の繊細な指使い、その指の動きは、「美しい」と言う言葉が一番ふさわしいかもしれません。何の気負いも無く、一定のリズムで繰り返される、ヤスリさばきや、指先の微妙な感覚で磨げているかを瞬時に判断して、また次の刃へ。
 その一連の動作がえも言われず「美しい」。なんともいえない一時です。
 上の写真の真剣な顔をしてる時は近寄りがたいオーラがあって話し掛けづらいのですが。質問などすると気さくに答えていただけました。その時の顔は、やさしそうな笑顔です。
 またこのギャップもたまらない。

Kobiki 木挽きは、力を入れて挽くのかと思ってしまうのですが、実際はそれほどがむしゃらに力を入れて引いているわけでもないようです。「シャー、シャー、シャー」と小気味の良い音と共に少しずつ大鋸屑が出てきます。ビックリするのはその少なさ。出てくる大鋸屑の量は普通(機械)の量の半分以下のように思えます。
 そんな様子をよく見ていると腕で挽いているわけではなく体全体を上手く体重移動しながら挽いていきます。確かに非常に簡単に大鋸が木に吸い込まれていくように見えるのですが、やってみるとかなり難しく、すぐに動かなくなります。
 こういった仕事は見ていると簡単そうに思えますが、やってみると・・・。
全てにおいて合理的なコンビナート等も出来ていますが、無駄がでないで木を大事に挽いてくれる方たちがこれからも残っていって頂きたいと願っています。
 どちらが好きかと聞かれたら、言わずもがなと答えます。。。

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コメント

SAGE愛好会さんへ
 いや~。ほんとに「き」の長いことでして。(^^;。
 でも今やることやらないと、50年後も無いんですよね。(TT)/。。
 フライボックスの自作。。いいですね~。
木工の友人曰く、一寸厚の板(広葉樹)を乾かすのに一年くらいかかるそうです。

投稿: Ban-Nin | 2006年7月 5日 (水) 16時42分

林業って、本当に気が長い仕事ですよね。
商品(木)が育つにも何十年。
切り出して、乾燥にも数年。
本当、頭が下がります。

今度、フライボックス(木製)を自作しようと考えております。
オフの楽しみにね。
木について、色々お話を聞かせてください。

投稿: SAGE愛好会 | 2006年7月 5日 (水) 12時36分

あま党さんへ
 これはちょっと特別な木ですから、フリンジというよりも、シャロムの森の「本体」と言ってもいいものです。
 今の所フリンジに化ける予定は無いですが、3年後くらいに木が乾燥してから、少しフリンジが出るかもしれません。

投稿: Ban-Nin | 2006年7月 4日 (火) 09時07分

こんばんは。木挽きですか。どんなフリンジに化けるんですか?

投稿: あま党 | 2006年7月 4日 (火) 00時26分

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